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渋滞の先をケータイで“目視”──インクリメントP:CEATEC JAPAN 2007
渋滞中に「この先の交差点、どうなってるんだろう?」と思うことがよくある。「この目で確認できればいいのに」という要望に応えるサービスを、インクリメントPが年内にも開始する。
カーナビだと渋滞していないのに、実際は激しく渋滞している──なんてことはないだろうか。渋滞中に「この先の交差点、どうなってるんだろう?」と思うこともよくある。「この目で確認できればいいのに」という要望に応えるサービスを、インクリメントPが年内にも開始する。CEATEC JAPAN 2007でデモンストレーションしていた。
このサービスは主要道路の交差点などに定点カメラを設置。インターネットを通じて、撮影した動画データを確認できるというもの。動画データはリアルタイムではないが、一定の間隔でFlashムービーとしてダウンロードできる。Flashムービーに対応していれば、携帯電話などPC以外の端末でも確認することが可能だ。
会場スタッフによれば、「実際に起こっている渋滞と、カーナビの表示ではズレが発生するときもある。カメラの画像を実際に見ることで渋滞情報をリアルに確認できるようになる」という。
現在、飯田橋、江戸橋、四谷見附、岩本町など都内の30カ所にカメラを設置。インクリメントPでは、2007年中のサービス開始を目指すという。なお、利用料の詳細は不明だが、有料になる見込みだ。
このほか、インクリメントPではWindows Mobile上で3Dマップを表示する「Pocket 3Dマップ」のデモンストレーションも行っていた。
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