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カラーOCRソフト「読取革命Ver.12」──Office 2007やPDFに対応
松下電器産業は、日本語・英語活字カラーOCRソフト「読取革命Ver.12」を2月29日に発売する。「Office 2007」に対応したほか、PDFファイルのテキスト解析機能も搭載した。
松下電器産業は、日本語・英語活字カラーOCRソフト「読取革命Ver.12」を2月29日に発売する。Windows 2000/XP/Vistaに対応。価格はパッケージ版が1万2800円、バージョンアップ版が6800円、ライセンス版が5ライセンス4万2000円から。オープン価格のダウンロード版も提供する。
読取革命は紙の文書などを編集可能な電子データに変換するソフトウェア。文字認識精度、レイアウトの再現性が向上し、前バージョンと比較して誤読率を約30パーセント削減している。FAX文書、コピー文書などのかすれた文字や、複雑な表も読み取ることができる。
また「Office 2007」に対応しており、Word、Excel、PowerPointなどのファイル形式に変換可能。PDFファイルのテキスト解析機能も搭載している。テキストを含んだ形式のPDFファイルは、直接テキストデータを解析し、レイアウトをそのままに変換できる。
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