前回の「素早くメモをとる方法」では、筆記具にこだわって素早く書き留める方法を紹介した。今回は、筆記具と組み合わせて利用するノートにまつわるTipsを紹介しよう
ノートの見開きの右側だけを使う
リングタイプのノートを利用する場合、針金のリングが手の端が引っかかり、入力の効率が低下してしまうことがよくある。こうした場合、ノートの見開きの右側だけを使うようにすれば、針金のリングが手に当たることがなくなり、素早く書き留められる。
ページの片面を使わないことを「もったいない」と感じる向きもあるかもしれないが、片面だけを使うルールを徹底しておけば、切り取って別のノートに張り付ける際も、裏側を気にしなくて済む。また、パラパラめくって見出しを検索するのにも効率的だ。
本日のレシピ(その1) | |
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リングタイプのノートで、針金のリングに手が当たってイライラする | ノートの片面だけ使う |
大判のノートは使わない
ページの幅が広いと1行の文字数が多くなり、次の行に移る時にタイムロスが生じ、書き留めるスピードに影響を与える。コクヨの「スリムB5」シリーズのように幅が狭いノートを使ったり、また大判ノートを二つ折りにして使うというのは、効率的な書き留めという点では有効だろう。
このほか、議事録のように短い項目を個条書きにする場合は、ページの右端に余白ができてしまうことが多く、ムダを感じる場合も少なくない。こうした場合は上記のような方法以外にも、ページの右端をわざと空けておいて要点をまとめる用途に使うのも有効だ。
本日のレシピ(その2) | |
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ページの幅が広いと、書き留めるスピードが低下する | ノートを二つ折りにする コクヨの「キャンパスノート スリムB5」(147円)など、細長いノートを使う |
ゲルインクボールペン専用のノートを使う
ゲルインクタイプのペンは滑らかで乾きやすいので速記にも有効だが、ノートの紙の表面がザラザラしていると書くたびにひっかかりやすい。メリットも半減してしまう。こうした場合はゲルインクタイプ専用のノートを使ってみるのも一計だ。
例えばコクヨの「MIO PAPER」を使用したノートであれば、見た目や手触りこそ普通のノートと変わらないものの、実際にペンを走らせてみると明らかにサラサラと書けることが実感できる。書き心地にこだわる人におすすめだ。
本日のレシピ(その3) | |
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ノートの紙の表面がザラザラしていて、書くたびにひっかかる | コクヨの「キャンパスハイグレード」(262円)のようなゲルインクボールペン専用ノートを使う |
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