“時給ネタ”で盛り上がる:3分LifeHack
自分の時給がよく分からないという人も多いだろう。本格的に計算すると、基本賃金、残業代、各種手当など結構面倒くさそうだ。とはいえ、時給を把握しておくと何かと面白い。今の仕事にいくらかかっているのか、この会議はコストに見合ったものなのか――いろいろと盛り上がるかもしれない。
「この会議、おいくら?」を計算したことがあったが、肝心の自分の時給がよく分からないという人も多いだろう。本格的に計算すると、基本賃金、残業代、各種手当など結構面倒くさそうだ。とはいえ、時給を把握しておくと何かと面白い。今の仕事にいくらかかっているのか、この会議はコストに見合ったものなのか――いろいろと盛り上がるかもしれない。
ざっくりと年収を労働時間で割ってみるのが一番簡単そうだが、Excelなどで計算するのも大げさな気がする。そこでオススメなのが、リクナビCAFEで提供しているサービス「給与レーダー」。税引前の年収と1日あたりの勤務時間、1週あたりの勤務日数のほか、年齢、職種を入力すると、時給を算出してくれる。しかも、業界の年収などとも比べてくれたりするのだ。厳密な値ではないが、これはこれで目安になる。
続いて給与レーダーで把握した時給を元に、今日の労働時間はいくらかを計測してみよう。利用するのはアスクルの「お時給カウンタ」。設定した時給をベースに現在の給料額を表示するアプリケーションである。さきほどの給与レーダーで求めた時給を設定し、始業とともにアプリを起動するれば1日の時給がだいたい分かるというわけだ。年間でグラフ表示もできるので、時給から見た業務の繁閑も分かるかもしれない。ちなみに、このお時給カウンタは「Adobe AIR」(しかもベータ2)を利用するのでご注意を。
自分の業務コストも分かったら、続いて会議のコストを測ってみよう。以前、会議のコストを計算した「Meeting Miser」を利用してもいいが、最近は日本語のインタフェースを備えた会議のコスト計算ツールも登場している。
例えばサルガッソーのWebアプリ「会議コストメーター」。Meeting Miserと同じように、会議に参加する人とその給料を入力すると、会議時間に応じて人件費を割り出すというものだ。実は入力する給料の値が決められているので、時給を把握していなくとも利用できる。給与レーダーで算出した時給と見比べても面白いかもしれない。
さて、いくつかの時給ネタをご紹介したが、盛り上がっただろうか。ちなみにこの記事を書きあがるのにネタ出しから2時間半ほど。筆者の時給計算だと約4500円ぐらいになる。読むとしたら5分(約200円)ほどだろうか。圧倒的に“債務超過”な記事ではあるが、みんなが読んでくれれば「人数分×200円」。もしかしたら“黒字化”を果たせる――かもしれない。
サービス/ソフト名 | 利用料 | 提供元 | 備考 |
---|---|---|---|
給与レーダー | 無料 | リクルート | − |
お時給カウンタ | 無料 | アスクル | Adobe AIR ベータ2が必要 |
会議コストメーター | 無料 | サルガッソー | − |
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