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第1回 「指示」「放任」「傾聴」「対話」 マネジメントの4タイプ今さら聞けないマネジメント&コーチングの基本(4/4 ページ)

部下のマネジメントやコーチング、うまくいっていますか? うまくいかなくて悩んでいる人は、もう一度マネジメントの基本を復習してみては。新人マネージャーの人も必見です。

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やる気が出るのは「対話」>「傾聴」>「指示」>「放任」の順

 部下のやる気が全然出ないのは放任型です。できない部下をほったらかしにしていて、彼らにやる気が出るはずがありません。

 次にやる気が出ないのは指示型です。「結局、私は言われた通り動く駒でしかない」というような気持ちになります。特に、できる部下は指示ばかりされるとやる気がなくなります。できない部下は、指示されるとホッとする部分もあるでしょうが、それでもいつの日か、「私って何だろう」という気持ちになります。

 それよりもやる気が出るのは傾聴型です。話を聞いてもらえると誰でもうれしいものですから、やる気は出ます。また、できる部下には放任型で対応しても、傾聴型と同じくらいのやる気が出ます。

 しかし、なんといってもやる気が出るのは対話型です。こうしてみると、やる気が出るのも対話型ですし、成果が出るのも対話型、つまりコーチングです。ただし、最初に時間がかかりますし、できない部下だとなかなか成果が上がらないという部分で、勇気が必要なマネジメント方法といえるでしょう。

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