- 儲けたいなら遊ばなきゃ。
- これからは、「楽しんでる」のがステータス。
- 働きどおしは負け戦。
- 神様だって、週に一度は休んでる!
- 創造は無為から生まれる。
- 遊びは隠れた力を引き出す。
- 遊びあってのワーク/ライフ・バランス。
- 張りっぱなしの弓は、いつかこわれる。
- 遊びこそ先進企業の戦略。
- 遊びが仕事にイキイキを吹き込む。
※Linda Naiman, "Top Ten Reasons to Play", Creativity at Workより(訳は筆者による)
読んで和めるリストです。せっぱ詰まった気分のとき、余裕がないなと感じるときに、清涼剤代わりにいかがでしょうか。
「10の……」と決めて列挙してみるのは、海外のブログではよくある書きかた。発想のトレーニングとしてよいですね。著者もそのようにして作ったのではないでしょうか。
このリストは、形式点には高い点を付けられないものの、重要なメッセージを含んでいます。創造性は遊びの中でよりよく発揮されると言います。もしそうならば、仕事を楽しむこと・仕事で遊ぶことが生産性の高い状態ということ。
では「遊べる」仕事とは何か。それは「好きな」仕事です。子どもを観察していればすぐわかることですが、嫌いなオモチャでいやいや遊ぶ子どもはいません。遊びに関しては子どもも大人も同じでしょう。「好きなことを仕事にしろ」というのは、ともすると青臭く非現実的なアドバイスに聞こえます。しかし、創造性が競争力の源泉となる時代においては、とことん遊べる仕事を選ぶのが、合理的なキャリア戦略となる。わたしはそう考えています。
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