前回のマサヨシ課長のアドバイスに従って、最優先すべき課題のリストアップ作業に取り組んだウィリアム。次なる助言をマサヨシ課長に仰ぎます。
ウィリアム 課長、とりあえず課題をリストしてみました。ちょっと見ていただけますか?
マサヨシ課長 ウム、早いね。どれどれ……。
ウィリアム 思ったより少なかったです。
マサヨシ課長 なるほど、興味深いね。
ウィリアム 課題が分かったことで以前よりも問題にフォーカスできている感じなんですが、いざ取り組もうとするとどうすればいいか迷ってしまうんですよね。
マサヨシ課長 だろうね。
ウィリアム 何かいい方法はありませんか?
マサヨシ課長 まず、どんな課題が取りかかりにくいのかを明らかにする必要があるな。中には課題であることに気づいた途端に解決に向かうものもあるだろう。
ウィリアム つまり、課題のレーティングですね。
タカフミ君 レーティング?
マサヨシ課長 重みづけだ。
タカフミ君 あぁー。じゃぁ、そのためには基準がいりますね。僕の場合は、なかなか取りかかれない課題は飽きていることが多いので、「飽きているかどうか」かな。例えば、「早起き」はずーっと課題ですけど、もはや考えるのもおっくうなくらいですから。
カホコさん 私は「覚えていられるかどうか」ですね。当たりまえですけど、忘れちゃったら取り組みようがないですから。
ウィリアム なるほど〜。でも、1つの基準だけではさばききれないかもしれませんね。
マサヨシ課長 そう。基準は1つには決まらないし、決める必要もない。大切なのは課題に向き合い続けることだ。そのためのちょっとしたコツを紹介しよう。
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