“手のひらプロジェクタ”を試してみる(その1):仕事耕具
先日紹介した海連の液晶プロジェクタ「X Pro920」は、手のひらに乗るほどの超小型サイズ。さっそくサンプル製品を借りて試してみた。
先日記事でお伝えした、海連の液晶プロジェクタ「X Pro920」。手のひらに乗る超小型サイズながら、価格も3万円台と、読者からも多くの反響があった。
発売前のサンプル製品を借りられたので、写真と合わせてディテールを紹介していこう。
まずは本体外観をチェック
X Pro920の最大の特徴は、なんといってもそのサイズ。箱から取り出した瞬間に、思わず「……小っちゃ!」とつぶやいてしまったほどだ。90×80×44ミリ(幅×奥行き×高さ)のボディは、四角いこともあって一見ずっしりとしていそうに感じたが、持ってみると190グラムという軽さがよく分かる。これなら確かに、十分手のひらにも乗るサイズだ。
本体前面のレンズカバーはゴム製で、ストラップで底面につながっている。右側面には各種インタフェースを備えており、左側面には排気口。裏面には何もなくシンプルなデザインだ。上面には電源ボタン、音量ボタン、スピーカーを配置し、底面には三脚用の穴がある。
インタフェース
本体右側面のカバーを開けると、D-Sub15ピン端子と専用のAV端子があり、ACアダプタ接続端子と吸気口も見える。本体にはコンポジットアダプタとACアダプタが付属する。
電池などでの使用はできないが、ACアダプタは編集部で測ったところ約45×60×28ミリ(幅×奥行き×高さ)とあまり大きくはないサイズ。本体とともに持ち運ぶ場合も、それほど負担にはならないだろう。ただし、本体があまりにも小さいので、接続しているとACアダプタが大きく見える。
とりあえず今回はここまで。ここまで読んで「小さいのはよく分かったけど、こんなサイズで映像はきれいに映るの?」と思っている読者も多いことだろう。気になる投影機能については、次回の記事で解説するので、どうか楽しみに待っていてほしい。
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