局地的な豪雨を事前にメールでお知らせ「ゲリラ雷雨メール」
ウェザーニューズは、局地的な豪雨の発生を予測して、事前に携帯メールで知らせてくれるサービス「ゲリラ雷雨メール」を開始した。ユーザーからの気象観測リポートをもとに、突発的な“ゲリラ雷雨”を事前に予測するという。
ウェザーニューズは、局地的な豪雨の発生を予測して、事前に携帯メールで知らせてくれるサービス「ゲリラ雷雨メール」を7月30日に開始した。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯端末に対応しているが、iPhoneには未対応。月額315円で利用できる「10分天気予報」内の1コンテンツとして提供する。
ゲリラ雷雨メールは、ウェザーニューズが運営している「10分天気予報」内で開始した新サービス。市町村単位で任意の場所を登録すると、その場所で突発的な“ゲリラ雷雨”が発生しそうな気象条件のときに、携帯電話にメールが届く仕組みだ。
気象予測にはアメダスなどの情報に加え、10分天気予報のサービス登録ユーザーと、「ゲリラ雷雨防衛隊員」と呼ばれる任意登録ユーザーからの気象観測リポートを利用する。
ゲリラ雷雨防衛隊員は、事前に自分がリポートできる地域をウェザーニュースの携帯サイト上で登録しておく。その地域で突発的な雷雨が発生しそうな気象条件になると、ウェザーニュースからURL付きの携帯メールが届き、URLのWebサイトにアクセスして観測情報を送信する仕組みだ。リポートは「現在の天気」「雲のある方角」「雷鳴の有無」などを所定のフォーマットに入力し、携帯電話のカメラ機能で撮影した画像などと合わせて送信する。
10分天気予報は、サービスを開始して約1カ月でユニークユーザー数が150万人を超えたという。ウェザーニューズでは「局地的な積乱雲の発生・発達は、気象レーダーからの情報だけをもとにした従来型の気象予測ではとらえにくい。ユーザーからの多様な情報をプロが分析することで、より予測の精度を高めていける」としている。
関連記事
- 「10分単位の天気予報サービス」にケータイメール版
指定した地点の天気予報を10分単位で表示するウェザーニューズの携帯電話向けサービス「10分天気予報」の予報結果が、ケータイメールで受け取れるようになった。 - 傘にお金をかけないのは「天気予報をよく見る山形県民」
傘を差す時間が最も長い東京都民は、傘に使うお金も全国トップ。逆に傘に最もお金を使わない山形県民は、1日に天気予報を確認する回数が全国トップであることが分かった。ウェザーニューズ調べ。 - 2008年版――梅雨に役立つ「雨対策」記事、集めました
いよいよ梅雨入り。天気予報が気になる季節だ。雨が降れば傘を持ち歩く必要があるし、電車も混むから早めに出勤したいし――。今回は、雨対策に役立つような記事を集めた。 - オンラインで天気を教えてくれる10のサービス
天気の急激な変化に少しでも備えたい――そこで、自分がよく使うメディアに天気予測を配信してくれるサービスを使ってみよう。メール、Twitter、Googleカレンダー、ブラウザなどに配信するサービスが存在する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.