外出先で携帯ハンガーを利用する(その3):3分LifeHacking
いわゆる携帯用ハンガーの欠点は厚みがなく、スーツを掛けると跡が残りがちなことだ。こうした欠点を解消した空気注入式の携帯ハンガーを紹介しよう。
出張時に便利な持ち運べるハンガー、いわゆる携帯用ハンガーと呼ばれる製品は、バッグに入れた際にかさばらないよう、本体が伸縮式だったり、折りたためる構造になっている場合がほとんどだ。そのせいもあってか、ハンガーとしては薄手で、前後に厚みのない製品が多数を占める。本連載でこれまで紹介した携帯用ハンガーについても、例外なくこうした特徴を持っていた(関連記事その1、その2)。
今回紹介する「エアーハンガー」は、その名の通り、空気を注入して利用するハンガーだ。ビニール製でかさばらないため、たとえバッグに荷物がぎゅうぎゅうの状態でも、空気を抜いて平たく伸ばせば、わずかなスキ間に収納できる。
この製品の大きな特徴として、携帯用のハンガーらしからぬ立体的なフォルムを持っていることが挙げられる。というのも、空気とビニールだけで衣類をぶらさげるだけの強度を維持しなければいけないことから、ハンガー本体はパンパンになるまで膨らませる必要があり、その副産物として、前後に厚みを持たせた立体的なフォルムになっているのだ。
このことは、ハンガーとしての使い勝手に大きな影響を与えている。厚みのないハンガーだと、長時間衣類を掛けていると肩の部分にハンガーの跡が残ってしまう場合もあるが、立体的なフォルムを持った本製品であれば、そうした事態も避けられる。特に、スーツの上着やコートのように、肩の部分が立体的に裁断されている衣類には、本製品のように立体的なフォルムを持ったハンガーが適しているわけだ。
製品は2個セットで700円台と実売価格も手ごろ。以前紹介した携帯用ハンガーとはまた違った特徴を持つ製品として、出張時、またちょっとした旅行のお供として活躍してくれそうだ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
エアーハンガー 2コセット | 735円 | コンサイス |
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