ニュース
Gecko1.9を搭載 起動速度25%向上の「Lunascape 4.8β」
Lunascapeは、提供するWebブラウザの最新版「Lunascape 4.8β」を公開した。Firefox 3.0.2に搭載されているレンダリングエンジン「Gecko 1.9.0.2」を採用し、描画速度が向上。正式版のLunascape 4.7.4に比べて、起動速度も約25%向上したという。
Lunascapeは9月29日、提供するWebブラウザの最新版「Lunascape 4.8β」を公開した。レンダリングエンジンには「Gecko 1.9.0.2」を採用し、描画速度や起動速度が向上した。Unicode版の対応OSはWindows 2000/XP/Vista/Server 2003。
正式版のLunascape 4.7.4の安定性に加え、先日公開したLunascape 5.0αに採用した起動速度の高速化技術などを組み込んだ。
レンダリングエンジンには、Firefox 3.0.2に搭載されている「Gecko 1.9.0.2」を採用し、描画速度やJavaScriptの処理速度が向上。正式版のLunascape 4.7.4に比べて、起動速度も約25%向上したという。レンダリングエンジンはTridentとGeckoの2種類で、Lunascape 5.0αに搭載したWebkitは採用していない。
また、フォームに文字入力ができない不具合や、[Ctrl]+[Z]、[Ctrl]+[Y]のキーボードショートカットが利用できないことがある不具合なども修正した。
関連記事
- “世界初”トリプルエンジン搭載 TraceMonkey採用の「Lunascape 5.0α」
Lunascapeは、「Trident」「Gecko」「Webkit」の3つのレンダリングエンジンを搭載したWebブラウザ「Lunascape 5.0α(Genesis)」を公開した。GeckoのJavaScriptエンジンには、Firefox 3.1に搭載予定の「TraceMonkey」を採用し、パフォーマンスが向上したという。 - 低スペックPC対応の「Lunascape」にクラッシュ防止機能
Lunascapeは、低スペックPCに対応したWebブラウザの最新版「Lunascape 4 Lite/Pocket」を公開した。問題の発生したタブのみを閉じることで、Webブラウザ自体の強制終了を防ぐ「クラッシュ防止機能」などを新たに搭載した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.