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解説編 素人でも営業の結果を出せる9つのヒント奇跡の無名人たち(3/5 ページ)

連載「奇跡の無名人たち」の「震えるひざを押さえつけ」編で、素人だった営業陣がどうやって結果を出していったのでしょうか。いくつかケースを見ながら解説していきましょう。

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むやみな飛び込みは効率が悪い、だが……

第6回 助けてあげなよ

 涙をこぼしながら、もう20社も断られたんです。話を聞いてくれるだけでもうれしい。本当にありがとうございますって

 むやみな飛び込みは効率が悪く、クオーターが20社目で話を聞いてもらえたのは、本当に運が良かったと言えます。飛び込みしては断られということを続けていても、時間をムダに使っているだけで、営業として仕事をしているとは言えません。しかし……。

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熱意が扉を開くこともある

 そもそも法人営業が怖くてできないと言っていたクオーターがなぜこんな無謀なことをしたのかがポイントなのです。

 それは第7回第8回で明らかになりますが、営業所長である和人に全幅の信頼をおき、翌月以降も一緒に仕事をしたいという気持ちが強かったからです。また、みんなに貢献しようという気持ちがあったからです。人間同士の信頼関係や熱意は、ときにこのような奇跡を起こしてくれます。

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肝心なところは書かない

第6回 助けてあげなよ

 「資料はすごく分かりやすいんですよ。ところが肝心なところは書いてない」

 和人が持たせた資料だった。ほとんどが絵である。資料に全部書いてあると、相手は読んでしまって終わり。話を聞いてくれない。肝心なところは口で説明しなさい。

 アプローチするための資料には説明文を書かず、写真や絵、グラフなどを書くべきだということは、すでに説明しました。プレゼンテーションの資料にも応用できます。セミナーなどでも、我々は、回答を(  )にしたり、余白を大きく取ったりします。

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