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テクニックを盗む時に気をつけなければいけないこと:3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術(3/4 ページ)
ビジネステクニックを身に付けるための有効な手段に「人のテクニックを盗む」ことが挙げられます。ですが、テクニックだけを盗もうとしても失敗しがち。ではどこに気をつけたらいいのでしょうか。
「テクニック」だけではなく「プロセス」ごと盗む
ビジネスにおいて結果が出るということは、どういうことかというと、
- 「スタートから、結果を出すまでの間に一連のプロセスを経由している」
ということですよね。これは実に当たり前のことなんですが、人から何かを学ぼうと言うときには、ついつい、
- 「個別のテクニックを、プロセスを無視して学び取る」
ことをしてしまいます。こういった個別のテクニックを学んで、結果が出ないと悩んでいる人はたいてい、そのテクニックを使うタイミングが間違っていることが多いのです。とくに、セールスやマーケティング、またはコミュニケーションテクニックなどを学んでいて結果が出ない人は、
- 「相手の心情が変化するプロセスを無視し、テクニックだけを駆使して失敗する」
というケースが非常に多いのです。こういった場合は、こちらからのアプローチと合わせて、相手の心情が変化するプロセスにそった形で、すべて学び取るという意識が必要になります。
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