日立、WXGA対応で3000ルーメンの液晶プロジェクタ:仕事耕具
日立製作所は、解像度WXGAの液晶プロジェクタ「CP-WX410J」を発売する。日立が国内で販売しているプロジェクタとしては、初のワイド対応モデルとなる。
日立製作所は、WXGAの解像度に対応した液晶プロジェクタ「CP-WX410J」を12月1日に発売する。価格は36万5400円。
CP-WX410Jは、出力解像度がWXGA(1280×800ピクセル)の液晶プロジェクタ。日立が国内で発売するプロジェクタとしては、初のワイド対応モデルとなる。輝度は3000ルーメンで、1.6メートルの距離から50インチの映像を投影可能。フォーカスは手動で、自動台形ゆがみ補正機能を搭載している。
側面には、メンテナンス性に優れた吸気フィルタ「ハイブリッドフィルター」を備える。2層構造のフィルターで、従来機種では約400時間に1度行う必要があった清掃が、約2000時間に1度で済むという。
ホワイトボードや黒板に罫線の画像を投影して、図やグラフを書きやすくする「テンプレート機能」も搭載した。用意するテンプレートは罫線と方眼で、それぞれ黒地に白線と白地に黒線の2パターン、計4種類。黒板には白罫線のテンプレートを使うなど、投影する面に合わせて選択できる。
このほか、音声だけを出力する「オーディオパススルー」機能や、通常モードに比べファンノイズを約20%低減する「静音モード」も搭載している。
インタフェースとしてD-Sub15ピン端子、コンポーネント端子、コンポジット端子、Sビデオ端子、HDMI端子を備えており、10ワットスピーカーを内蔵する。サイズは340×270×100ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは3.5キロ。
日立製作所では、輝度5000ルーメンで有線/無線LANによるネットワーク接続機能を搭載した液晶プロジェクタ「CP-X809J」も同時発売する。こちらの価格は81万9000円。
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