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FeliCaで開閉するロッカー、ライオン事務器からも:仕事耕具
ライオン事務器は、FeliCaで開閉する「セキュリティ収納庫〔電池式〕」を発売する。認証履歴を5000件まで保存可能。PCで確認できるようになっている。
ライオン事務器は、FeliCaで開閉する「セキュリティ収納庫〔電池式〕」を1月8日に発売する。価格は19万2150円から。
セキュリティ収納庫〔電池式〕は、あらかじめ登録したFeliCa対応のICカードをかざすことで認証して、ドアの開閉ができるロッカー。単三形アルカリ電池4本で駆動するため配線工事が不要だ。ライオン事務器のロッカー「SW」シリーズであれば、認証機能の付いたドア部分を取り付けることもできる。
miniSDカードスロットを搭載し、1GバイトのminiSDカードを付属する。このminiSDカードに認証履歴を5000件まで保存できる。Windows向けの履歴閲覧ソフトも付属し、PCで確認できるようになっている。ライオン事務器ではWindows XPで動作確認した。
単三形アルカリ電池4本での連続駆動時間は、2500回の開閉で約1年。30秒以上の扉開放時はブザーで警告する機能のほか、電池寿命を警告する機能も備えている。なお、電池切れや緊急の際には非常解除キーで対応。マグネットセンサーで自動施錠する機能も搭載した。
ラインアップは大きさや設置別に3種類。上置/下置専用の「LSS-S11HC」の大きさが900×400×1040ミリ(幅×奥行き×高さ)、価格は19万2150円。下置専用の「LSS-S21HC」は900×400×2080ミリで価格は22万500円。アジャスター付きのベース(9870円)も用意している。
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