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第4回 企業ブログの“効果”はどう計る?企業ブロガーの転ばぬ先の杖(4/4 ページ)

モノが売れるわけでもなく広告を回すわけでもない企業ブログ。その“効果は?”と聞かれたら、どう答えればいいのでしょうか。効果を可視化するポイントを、実際の例から4点、ご紹介します。

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3.初期費用を抑えておく

 比較対象となる「初期の費用」が少ないほど、必然的に「効果」を要求するトーンも低くなるという理屈です。そして、効果が出たときのインパクトも大きいです。幸いにも、ビジネスブログは数万円程度の低いコストで始めることができます。

 成功を収めたビジネスブログも、最初は小さく始めて、徐々に実績を積むというスタイルのケースはとても多いです。また、小さく始めることにより見切り発車も許容されますし、経験を積む時間も稼ぐことができます。

4.削減効果

 何かを生み出すだけが「効果」ではありません。ブログが集客力をつけてくれば、ほかで要している費用や手間を削減することも可能になります。SEO効果が出れば集客効果も現れますし、ひいては検索連動型広告の費用も節約できるわけです。

 濱田屋さんでは、ブログを通じた自然検索経由のトラフィックを増やしたことで、相対的に検索連動に費やすコストを削減したという経緯があります。何かを削減できたということは、それまで費やしていたリソースをほかに振り分けられることを意味します。

いつでも辞めると宣言しておく

 最後に、費用対効果とはちょっと違いますがブログ導入前に「効果が出なかったら、いつでも辞めますよ」「万が一トラブルがあれば、即閉鎖しますので」と宣言することで、GOサインをもらった担当者が実は少なくありません。

 一気に社内を説き伏せる最終手段として、「そこまで言うなら……」とけっこう効果はあるようです(笑)。ここまでせずとも工夫次第で、ビジネスブログの効果を計る方法はいくらでも見つかることを実感してもらえたでしょうか?

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