オリンパスのICレコーダーがアップデート、DS-61などでリニアPCM録音に対応:仕事耕具
オリンパスは、ICレコーダー「Voice-Trek」シリーズの「DS-61」「DS-51」と、DS-51の限定モデルである「DS-51-R」の新ファームウェアを無償公開する。アップデートすることで、リニアPCM形式での録音が可能となる。
オリンパスは、ICレコーダー「Voice-Trek」シリーズの「DS-61」「DS-51」と、DS-51の限定色違いモデルである「DS-51-R」の新ファームウェアを3月下旬に無償公開する。PCと接続してアップデートすることで、リニアPCM形式での録音が可能となる。
2008年10月に発売した「DS-61」「DS-51」は、着脱式マイクを搭載したICレコーダー。ズーム/ナロー/ワイド/オフの4段階を切り替えられる指向性マイクを備えており、前回の再生位置から聞けるブックマーク機能や、聞きたいファイルを探すのに便利なイントロ再生機能などを搭載している。
今回のファームウェアアップデートでは、新たにリニアPCM形式での録音に対応。従来のWMA形式に加え、非圧縮での高音質録音が可能になった。内蔵メモリ容量が2GバイトのDS-61では約3時間、メモリ容量が1GバイトのDS-51では約1時間25分のリニアPCM録音が行える。また、アップデートによって録音レベルのマニュアル設定にも対応する。
ファームウェアはオリンパスのWebサイトで公開する。ファームウェアをPCにダウンロードし、USBケーブルで対象のICレコーダーと接続してから、ダウンロードしたプログラムを実行することで、バージョンアップが行える。
オリンパスではこのほか、DS-51の限定カラーモデルとして、ボディーカラーがレッドの「DS-51-R」を2月27日から限定1万台で販売する。
オリンパスは「ビジネスだけでなく、語学学習や楽器演奏などを録音する女性に向けたモデル。アクセサリー感覚で携帯し、使って楽しくなるようなレッドカラーを採用した」としている。
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