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IE 8の描画エンジンが使える「Sleipnir 2.8.5」 検索キーワード文字化けも修正
フェンリルは、Webブラウザ「Sleipnir 2.8.5」を公開し、IE 8の描画エンジンを使用してパフォーマンスを向上する「IE 8ネイティブモード」などを搭載した。
フェンリルは5月21日、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.5」を公開した。Intertnet Explorer(IE)8の描画エンジンを使用する「IE8ネイティブモード」などを搭載し、パフォーマンスを向上したという。
従来のバージョンでは、描画エンジンにIE 7と同じエンジンを採用していたが、最新版では、IE インストール時に「IE 8ネイティブモード」の選択が可能になった。画像読み込み時の同時接続数もIE 8に対応し、「Webページ表示の際のストレスを大幅に軽減する」(フェンリル)という。
ユーザーからの要望が多かったというファビコンの自動削除機能も追加した。お気に入り登録ページや直近の10日間に表示したファビコンだけを保存し、過去に表示したファビコンのキャッシュを自動削除することで、動作が重くなることを防ぐ。新たにWindows 7 RC版の環境にも対応した。
このほか、特定のWebサイトが見られなくなる問題に対応するためにUser Agentの書式を変更し、一部の検索キーワードが文字化けを起こす不具合なども修正した。
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