スキャンしたらネット公開――エグゼモードのモバイルスキャナー:仕事耕具
エグゼモードは、ネット接続したPCにつなげるだけでスキャンしたデータをネットに公開できるモバイルスキャナー「ScanBit MFS-60」を発売。2.4型のカラーモニター付きでスキャンした画像をその場で確認することも可能だ。
エグゼモードは、ネット接続したPCにつなげるだけでスキャンしたデータをネットに公開できるモバイルスキャナー「ScanBit MFS-60」を4月24日に発売する。販売店舗は、全国のPC工房、Faith、TWOTOPといったユニットコムの各店舗(一部店舗を除く)。価格は1万4800円。
カラーCISセンサーを搭載し、300dpiで読み込める。スキャンスピードはカラーが毎分約3枚(A4サイズ、300dpi)、白黒が毎分約4枚(同)。スキャンサイズは最大約216×300ミリ、最小約38.1×50.8ミリとA4サイズから名刺までの書類に対応した。電源はACアダプターのほか、USB給電も利用できる。2.4型のカラーモニター付きでスキャンした画像をその場で確認できる。
読み込んだデータはJPG形式の画像データとして保存する。また、スキャンしたデータをインターネットに公開できる「ServersMan mini」を付属。PCにインストールして、IDやパスワードを設定することにより、FlickrなどのWebサービスに自動的にアップロードできる。なおEvernoteへのアップロードは未対応。こちらの対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4〜10.6。エグゼモードでは、Internet Explorer 7、Firefox 3.08といったブラウザで動作を確認したという。
本体にはSD/MMCカードスロットを搭載。SDHC対応のメモリカードであれば最大32Gバイトまで利用可能。こちらにスキャンしたデータの保存もできる、USB 2.0に対応したインタフェースも用意している。大きさは約300×86×56ミリ(幅×奥行き×高さ、突起部をのぞく)、重さは約560グラム(付属品のぞく)。
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