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コクヨ、“もしもの時”も日常生活にも役立つ「エンディングノート」を発売:仕事耕具
「もしも明日入院したら」「もしも親が亡くなったら」――いざというときに家族に伝えたい情報や、自分についての備忘録をまとめておけるノートをコクヨが発売する。
コクヨS&Tは8月19日、自分の大事な情報を1冊に集約できる「エンディングノート<もしもの時に役立つノート>」を発表した。9月9日に発売し、価格は1470円。
エンディングノートは、2009年6月に同社が発売した「遺言書キット」(参照記事)の続編ともいえる商品。「遺言書に関心はあるが、まずは自分の情報をまとめるノートが欲しい」「もっと若い人にも気軽に書けるノートが欲しい」といった声に応えて開発した。
記入内容は銀行口座やクレジットカード、重要連絡先といった身近なことから、介護、葬儀、相続までと幅広い。エンディングノートの各章は「自分のこと」「資産」「気になること」「家族・親族」「友人・知人」「医療・介護」「葬儀・お墓」「相続・遺言」など内容ごとに分かれており、書きやすいところから記入することで、自分の情報を整理することができる。
中紙には、筆記性に優れた「コクヨ帳簿紙」を使用。しなやかなめくり心地の厚手の紙で、インクがにじみにくく、長期保存に適しているという。このほか、画像やデータを保存するCDやDVDをノートと一緒に保存するディスクケースが付属する。
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