つぶやきが社内を元気にしていく!? Yammer導入リポート(2/3 ページ)
ロフトワークは、企業内でつぶやきを活用するサービス「Yammer」を2009年11月に正式導入しました。本コラムでは「なぜYammerが社員に早く受け入れられたのか」「導入後、社員に変化は起こったのか」をリポートします。
4.社員のYammer利用事情
それでは、実際にロフトワークの社員はどのようにYammerを活用しているのでしょうか? ある一週間のツイート数を、情報トピック別に分類してみました。
その結果、重要な連絡から雑談まで、幅広く使われていることが分かりました。雑談が一番多いことから、社員が気軽にYammerに投稿していること分かります。
次にツイートの種類別のトピック例と画面を紹介します。普段会話をするような空気が感じられるのではないでしょうか?
5.社員に聞く、Yammerとのつきあい方
では、利用している社員の意識はどのようなものでしょうか? Yammerに関するアンケートを実施してみました。
Yammerは便利?
まず、Yammerがみんなに受け入れられているのかを調べました。Yammerを導入して良かったかどうかを聞いています。コメントも併せて紹介しましょう。
Yammerの特徴である「情報伝達の早さ」「コミュニケーションの気軽さ」を良い点として挙げている点を見ると、導入の狙いは的中しているようです。活用方法について、そのほかの具体的なエピソードも紹介しましょう。
Yammerは万能ではない?
ポジティブな意見がある一方でマイナスな意見があるのも事実。ここでは、率直な意見も紹介してみましょう。
デスクトップアプリやFirefoxのアドオンの利用によって、リアルタイムに情報共有ができる半面、「ポップアップが出てしまうため仕事に集中できない」「雑談も多いので、アドオンを切ってしまうと、時々重要な情報が流れていたりして困る」など、バランスを取るのに苦労している社員も多いようです。使い方、用途に関しては、浸透するまでにもう少し時間が必要なのかもしれません。
社員全体で共通の感覚が確立されるまでは、全員に確実に知らせるべきことはメーリングリストとYammerの両方で流すなど、工夫が必要なのでしょう。そうした中でYammerで流すべきことと、全体メールで流すべきこと、そして両方で流すべきことがはっきりしてくるのではないでしょうか。
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