オンラインストレージとセキュリティがセットになった「McAfee LiveSafe」
マカフィーとインテルはPC、スマートフォン、タブレットを1つのアカウントで保護できる「McAfee LiveSafe」を発表。パッケージとPCにOEMの2タイプで提供する。価格は1年ライセンスで7980円。
ビジネス用、プライベート用を含めてあなたは何台の端末を持っているだろうか? そして、それらの端末それぞれにセキュリティ対策をしているだろうか?
スマートフォンやタブレットの普及で、セキュリティ対策の在り方も変わりつつある。これまではPCにウイルス対策ソフトを入れておくだけだったものが、スマートフォンやタブレットも併せて対策をする必要がでてきたからだ。「お財布よりもスマホをなくす方が怖い」――そう思えるほど、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にはあらゆる個人情報が蓄積されている。
ウイルス対策ソフトなどを提供するセキュリティベンダー側も、ここ数年でアプローチを変えている。その1社であるマカフィーは、インテルと共同でコンシューマ向けの新しいセキュリティ製品を開発。6月14日に日本での提供を開始した(家電量販店での販売は2013年秋を予定)。
製品名は「McAfee LiveSafe」。1つのアカウントでPC、スマートフォン、タブレットすべての端末を保護でき、かつセキュリティレベルの高いオンラインストレージ(容量1Gバイト)を利用できるというものだ。料金は1年利用で7980円。家電量販店などで販売するパッケージ版と、デルのPCにプリインストールした状態で販売する2つの提供方法を取る(※)。
(※)PCのOEM先は今後ほかのメーカーも検討中
PC向けにはウイルス/スパイウェア対策、Webサイトの安全性評価などの機能を、スマートフォンやタブレット向けには紛失対策、アプリの安全性評価などの各種機能を提供する。
操作はWebベースのダッシュボードで利用中の端末を選択し、一元管理が可能。使い方の不明点やセキュリティに関する素朴な疑問などが聞けるサポートも365日9〜21時の間、電話やチャット、電子メールで受けられる。
オンラインストレージ「McAfee Personal Locker」は、PINコード入力に加えて、顔と音声の生体認証が付いているのが特徴。これにより、金融機関の記録やパスポート情報といった機密情報が含まれるデータをより安全に管理できる。PC、スマートフォン、タブレットのどの端末からもアクセス可能だ。
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