「Snippage」を活用してWebページの更新情報を自動的にチェックする:3分LifeHacking
「Snippage」を使えば、Webページの一部をデスクトップ上に貼り付け、更新情報を自動的にチェックできる。ついつい手動で更新チェックをしてしまい作業効率を落としているという人にぴったりだ。
仕事中、常にインターネットが利用できる状態だと、ニュースサイトなどのWebページの更新を絶えずチェックしてしまい、作業が一向にはかどらなくなることは多い。それが仮に業務に必要な情報であったとしても、気がつくといつしか作業の手を止めて無意識にWebページをリロードしてしまっているようだと、効率は落ちて当然だ。せめて30分や1時間など間隔を定めて、それ以外の時は気を削がれないようにしたほうがよい。
こうした場合に試してみたいのが、フリーソフト「Snippage」を用いた更新チェックだ。このソフトを導入すれば、Webページの任意の範囲を切り取り、デスクトップ上に貼り付けられる。貼り付けたWebページは指定時間ごとにリロードすることもできるので、ニュースサイトであればトップページのニュース一覧の最上部を切り取ってデスクトップ上に貼りつけて30分や1時間といった更新間隔を指定しておけば、とくに手動でリロードしなくとも時間になれば情報が自動的に取得できるのだ。
この方法のメリットは2つ。1つは前述のように手動リロードが不要になるため、ほかの作業に集中できること。もう1つは複数の画面を並べて更新をチェックできること。単に一定間隔での自動リロードというだけであれば一部のタブブラウザでも機能を搭載している場合はあるが、タブブラウザだとタブを手動で切り替え、1つずつのページを確認しなくてはいけない。この「Snippage」を使えば、デスクトップ上に複数のWebページを並べて表示できるので、いちいちタブを切り替える操作を必要としない。これにより、目の前の作業に集中できるというわけだ。
Webページの更新間隔は、なし、10分、30分、1時間、3時間から指定できる。またWebページ内のリンクは、本ウィンドウ上で開くか、PC側で指定している標準のブラウザで新規に開くのかも指定できる。多少使い方に癖はあるほか、筆者環境では更新間隔が指定間隔通りにリロードされない不具合はあるが、使い方によっては作業効率の改善に大きく寄与してくれることだろう。
ソフト名 | 作者 | 利用料 |
---|---|---|
Snippage | Gabo Mendoza | 無料 |
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