職場で「伝える力」を養うための3つのコツ:3分LifeHacking(2/2 ページ)
自分が職場の同僚と同じ空間にいると感じられない──。考えを伝えられないと悩んでいるとしても、それはあなた1人だけではありません。
2.ボディーランゲージに注目しよう
ボディーランゲージは大切な役割を果たしています。しかし仕事上では、ボディーランゲージの“読み間違い”が多いようです。
ボディーランゲージを学ぶためには、職場でそれにもっと注意することです。以前ライフハッカーで紹介した記事では、ため息をついたり目をそらしたりなどの否定的な合図を思わず出して、意図しない感情を伝えてしまうことに注意しようといいました。逆に長い時間アイコンタクトをする、腕を組まない、心から笑顔になるなど、肯定的なボディーランゲージを増やしましょう。
まずは、相手が出した合図に気が付くことが大切です。そして自分自身も、慣れるまで意識的に演じてみましょう。大げさなボディーランゲージは、慣れていない人にとっては妙に感じられるかもしれません。ただ、何度も繰り返しているうちに人は慣れてくるものです。相手がどんな意味を伝えたいのかが分かると、より簡単に正しく理解できるようになります。
ボディーランゲージは、あなたが考えているよりも多くの意味を伝えうるものなのです。
3.はっきり伝える
オフィスでのコミュニケーション上の問題は、誤解によるものが多いといえます。目的や事業、やるべき仕事が明らかでないときに起こりやすいのです。米誌「Forbes」は、大抵の環境では単純明快な会話を心掛けることを挙げています。
ニュース番組の手法からKaren Friedman(アメリカを中心に活躍する“コミュニケーション・エキスパート”)が導き出した方法は、結論から述べること。あまりにも多くの人が冗長な説明をしていると彼女は言っています。
自分が知っているすべてのことを、他人が知る必要はないのです。最も大切で伝えなければならないことは何かを洗い出すことが大事。例えばコンピュータが壊れたのと同時に火災警報が鳴り出したとしたら、相手に伝えなければいけないのはどちらでしょうか。
オープンエンドの質問をしてみましょう。そうすることで時間を短縮できます。その人の発言の意図が分かり、誤解を防げます。例えばこんな感じ──。「あなたの言っていることを理解できているか分からないので、例を挙げてくれる?」
一般的に職場でのコミュニケーションは素早く簡略に行われるのが望ましいです。親しい仲ではないなら、不必要な会話で時間を無駄にしないよう気を付けてください。要点を明確にし、次に進んでください。質問に正確に答えると、みんな理解できるし、コミュニケーションの効率が上がります。
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