XPサポートの終了目前、対策は待ったなし――JBCC、“今から間に合う”無料の対策セミナー開催:4月9日にサポート終了
移行を怠ると、取引先をも巻き込む事故を招きかねない――。JBCCが、サポート終了間近のWindows XPについて、今から間に合う対策法を紹介するセミナーを開催する。
4月9日のサポート終了までに移行を怠ると、取引先をも巻き込む事故を招きかねない――。JBCCは、Windows XPのサポート終了に伴う無料対策セミナーを全国4カ所で開催する。場所は11月12日が名古屋(マイクロソフト 中部支店)、11月14日が大阪(マイクロソフト 関西支店)、11月15日が福岡(マイクロソフト 九州支店)、11月19日が東京(秋葉原コンベンションホール5F)。
Windows XPは、マイクロソフトが2014年4月9日にサポートを終了すると発表しており、利用者はこの期間までにWindows 7以降のOSに入れ替える必要がある。サポート終了後にはセキュリティ更新プログラムの提供も終了し、PCがウイルスなどの攻撃にさらされやすくなると予想されることから、JBCCでは対策を講じていていない企業を対象とした無料セミナーを開催。移行を怠った場合のリスク、新OSに移行することのメリットを解説するとともに、今からでも間に合う対策法を紹介する。
13時35分からのセミナーはマイクロソフトのスタッフを講師に招き、Windows XP から最新のOS環境に移行することのメリットや、Office365を使用したワークスタイルを紹介。14時50分からは、シトリックス・システムズ・ジャパンのスタッフが仮想デスクトップの導入事例と導入にあたっての問題点について解説する。15時55分からのセミナーでは、サポート終了までの限られた期間でできる対策と移行支援サービスの概要についてJBCCのスタッフが説明する。
なお、中小企業を中心にWindows XPとInternet Explorer 6でないと動かなくなる業務アプリが残されていることも事実。これが新OSへの移行の障壁となっているのであれば、仮想デスクトップを導入して最新OS上で古いアプリを動かすのも視野に入れたい。
エリア | 日時 | 場所 |
---|---|---|
名古屋 | 11月12日(火) 13:30〜17:00(13:00〜受付) | 日本マイクロソフト株式会社 中部支店 |
大阪 | 11月14日(木) 13:30〜17:00(13:00〜受付) | 日本マイクロソフト株式会社 関西支店 |
福岡 | 11月15日(金) 13:30〜17:00(13:00〜受付) | 日本マイクロソフト株式会社 九州支店 |
東京 | 11月19日(火) 13:30〜17:00(13:00〜受付) | 秋葉原コンベンションホール5F |
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