再ペアリングいらず、スイッチ操作で接続先が変えられるBluetoothマウス:Biz.Hacks(1/2 ページ)
PCやスマホ、タブレットなど、複数の接続先と組み合わせて使うのに便利なBluetoothマウス2製品を紹介しよう。いずれも本体側のスイッチで接続先を切り替えられるので、都度ペアリングを行う必要がないのが利点だ。
最近のPCやスマホ、タブレットの多くはBluetoothを搭載しており、外付けのマウスやキーボードをつないで利用できる。Bluetooth対応のマウスやキーボードはWindowsやiOS、Androidなど複数のOSに対応している場合がほとんどなので、1台あれば接続先を切り替えてさまざまな機器で利用できるが、接続先の機器が変わるたびにBluetoothのペアリングをやり直すのはかなりの手間だ。これらの手間を嫌って、それぞれの機器ごとに別のマウスなどを用意している人もいるだろう。
最近になってチラホラとお目見えするようになったのが、接続先となる機器を、本体のスイッチで切り替えられるマウスだ。複数の接続先機器との間でペアリングを行っておき、スイッチ操作だけで切り替えられるので、接続先を変えるたびにペアリングをやり直す必要がなくシームレスに利用できる。
こうした機能を持つデバイスの数はまだまだ少ないが、2台以上の機器を所持するユーザーが今後さらに増えていくことを考慮すると、今後のひとつのトレンドとなる可能性は高い。今回はこうした複数機器との接続機能を備えたマウス2製品を紹介しよう。
2台の機器を切り替えられるロジクール「Ultrathin Touch Mouse T630」
ロジクールの「Ultrathin Touch Mouse T630」は、モバイルに適したフラットタイプのマウスだ。タッチパッドと似た操作性で、マウス天板部分を指先で操作するとページをスクロールでき、またエッジ操作でWindows 8のチャーム表示なども行える製品だ。
本製品は2台のBluetooth機器とペアリングの状態を維持し、接続先を任意に切り替えて利用できる。切り替えは底面のスイッチを物理的にスライドさせるだけなので直感的に分かりやすい。
ホイールではなくタッチパッドを採用している点は好みが分かれるが、重量は電池込みでも70グラムと軽く、本体の厚みも18.1ミリと薄いことに加え、また1分の充電で1時間の駆動が可能な急速充電にも対応するなど、モバイルユースに適した製品だ。
接続先の切り替えは底面のスライドスイッチで行う。フル充電で利用できるのは最大10日と一般的なワイヤレスマウスに比べるとやや短め
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
Ultrathin Touch Mouse T630 | 7600円 | ロジクール |
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