頭ではなく体で覚えるんだ――あの『7つの習慣』を公式セミナーで実践(1/3 ページ)
成功哲学を綴ったビジネスパーソンのバイブル、『7つの習慣』。「いつか読みたいと思っているけど、なかなかその機会がない」「頭で理解しているけれど、実践の機会がない」――というビジネスパーソンに向けた公式セミナーがあるのをご存じだろうか。このセミナーでどんな学びが得られるのかをリポートしよう。
「7つの習慣」は、ものごとを成功させるための原則について書かれたスティーブン・R・コヴィー博士の書籍です。全世界で3000万部、日本でも累計180万部(2014年9月時点)を売り上げたこの書籍のことは、ビジネスパーソンなら一度は耳にしたことがあるでしょう。
この書籍では、成功するために身につけるべき習慣として以下の7つを挙げています。
- 第1の習慣:主体的である
- 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
- 第3の習慣:最優先事項を優先する
- 第4の習慣:Win-Winを考える
- 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
- 第6の習慣:シナジーを創り出す
- 第7の習慣:刃を研ぐ
ただ、この7つの習慣は、読んだだけですぐ身につくものではなく、実践することが重要なのです。フランクリン・コヴィーは、この実践の機会を提供する公式セミナーを定期的に開催しており、このほど、セミナーが「7つの習慣 SIGNATURE EDITION 4.0」という最新版にバージョンアップしました。このセミナーを通じて、どんな学びが得られるのか――実際に体験してみました。
本を読むだけでは難しい「実践」「定着」にフォーカスした公式セミナー
今回のセミナーは、これまでのものに比べて、より「実践」と「定着」にフォーカスを当てた内容となっています。書籍の内容を理解するだけでなく、実際の生活の中で7つの習慣を取り入れる方法や、日々の訓練の方法、習慣として定着させる工夫が盛りだくさんです。
セミナーは基本的に書籍の7つの習慣に沿っており、本の導入部分であるパラダイムシフトと効果性の原則から始まって、第1の習慣から第7の習慣へと順に進んでいきます。
タイムスケジュールにはいくつかバリエーションがあるようですが、3日間コース(9時から午後5時まで)が基本のようです。
- 1日目
- パラダイムと効果性の原則
- 第1の習慣:主体的である
- 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
- 2日目
- 第3の習慣:最優先事項を優先する
- 第4の習慣:Win-Winを考える
- 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される(1)
- 3日目
- 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される(2)
- 第6の習慣:シナジーを創り出す
- 第7の習慣:刃を研ぐ
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