オフィスの冷蔵庫を快適に使うには:フニワラさんの庶務の知恵袋
食べかけや飲みかけのものが放置されがちなオフィスの冷蔵庫。お客様用の飲み物を保管することもあるオフィスの冷蔵庫を、キレイに使うためのヒントをご紹介します。
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本記事は企業実務のコンテンツ「乾燥する冬にたまりがちなオフィスの汚れを制する」から一部抜粋・編集して掲載しています。
本来は来客のお茶出し用のオフィスの冷蔵庫も、「私物でカオス状態になっている」なんていうケースが多いようです。
定期的に「棚卸し」を行う
食べかけのものや飲みかけのペットボトルなどは、定期的に廃棄する機会をつくりましょう。いわば「棚卸し」のタイミングを決め、実行することです。
廃棄ルールが利用者に分かるよう、ドア部分などに【毎週金曜16時に棚卸し、食べかけ・飲みかけのもの、賞味期限切れ等処分します】と目立つ告知ラベルを貼って周知します。
私物は常に日付と持ち主の名前を明らかにしてもらいます。冷蔵庫の上に、油性ペンとマスキングテープ(テープカッターに装着したもの)を用意すると、容器の形状を選ばずに貼ることができて便利です。
無記名のものについては、棚卸しでの処分を徹底します。ここで例外を設けると、ずるずるとカオス化が進みやすいので、注意してください。
棚卸しで空いた棚は「消毒用エタノール」と「キッチンペーパー」で清拭します。飲み物置き(ドアポケット)、ドアハンドル部、パッキンなどは特に手汗や液体汚れが残りやすいので、念入りに拭き取ります。
夏場の麦茶は「冷蔵庫の外」で管理する
ところで、仮にオフィスの室温が28度の環境で冷蔵庫のドアを開けっ放しにすると、およそ10秒ごとに1度ずつ内部の温度が上がるのをご存じですか。半ドアや閉め忘れを減らすためにも、冷蔵庫の扉の開閉は少ないに越したことはありません。
夏場に社員用の麦茶を常備している場合は、冷蔵庫ではなく、氷を入れた「保冷ポット」に入れておくのが、開閉回数を減らすための一案です。衛生面からも、氷が溶けていればつくって1日以上経過していることが分かるので、保冷ポットでの管理はお勧めです。
ちなみに浄水器を通した水で水出し麦茶をつくると味が格段によくなりますが、そのぶん麦茶の成分と相まって傷みやすくもなります。いずれにしても、「いつつくった麦茶か分からないけれど、お客さんに出しちゃった」などということが起こらないようにしましょう。
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