Walt Disney Internet Group(WDIG)と米携帯キャリアのSprintは7月6日、Disneyブランドの家族向け携帯電話サービスの提供で提携したことを発表した。
このサービスは「Disney Mobile」という名称で、Sprintの携帯電話ネットワークを利用する。サービス開始は来年の予定だ。
Disney Mobileでは音声サービス、限定端末、家族に独特のニーズに合わせたアプリケーション、家族向けコンテンツなど包括的なサービスを提供する。
「この携帯サービスは、モバイル業界で最も急速に成長する分野の1つであるファミリーモバイル市場において、Disneyのリーダーとしての地位を確実にする」とWDIGのスティーブ・ウォーズワース社長は発表文で述べている。
製品開発、流通、マーケティング、顧客関係、課金などあらゆるサービスの側面はDisneyが責任を持つという。
一方Sprintは、Disneyとの契約は自社の強固なブランドイメージを補強し、家族向けの新世代サービスを提供する機会をもたらすとしている。同社は仮想移動体サービス事業者(MVNO)戦略を進めており、AT&Tなどと提携してきた。
WDIGは2000年にNTTドコモと提携してグラフィックスや着メロ、ゲームなどのDisneyブランドコンテンツを立ち上げ、モバイル分野に参入した。同社は今後も各国のキャリア・流通業者を介してモバイルコンテンツを配信するとしている。
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