MicrosoftとVodafoneは2月12日、バルセロナで開催の3GSM World Congress 2006で、企業向けモバイル電子メールサービス「Windows Mobile Email from Vodafone」を立ち上げた。
このサービスでは、顧客はWindows Mobile 5.0機器でプッシュ式の電子メールを利用できる。電子メールとタスクはOutlookと直接同期化され、Excel Mobile、Word Mobileの添付ファイルを閲覧、編集できる。顧客はPCとWindows Mobileデバイスで共通の電子メール体験を持てると両社は述べている。
Vodafoneは3月から、フランス、ドイツ、英国の企業向けにプッシュ式メール技術「Direct Push Technology」搭載のWindows Mobile 5.0デバイスを提供する。このサービスは2006年中に欧州のほかの国でも開始される。
またMicrosoftはこの日、T-Mobile NetherlandsおよびIS Interned Servicesとともに、中小企業向け電子メールパッケージの提供を発表した。
このパッケージは「Microsoft Solution for Hosted Messaging and Collaboration 3.5」をベースに、2006年第2四半期から月額19.95ユーロで提供される。顧客にはExchangeメールボックスのホスティング、Windows Mobile端末での電子メール・予定表・アドレス帳の利用、複数のPCとの同期化ができるActiveSync、セキュリティ強化、無制限のWeb閲覧とダウンロードが提供される。
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