“ない”と思ったらPCで捜索、なくしたら電話で端末ロック──KDDI、携帯向けの安心サービス

» 2007年02月22日 14時41分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 KDDIは、携帯紛失時に役立つ2つのサービスを提供すると発表した。携帯を落とした時、位置情報を元にPCから探せる「ケータイ探せて安心サービス」と、auお客様センターなどへの電話で端末をロックできる「安心ロックサービス」の2サービスで、いずれも4月5日からサービスを開始する。両サービスとも月額利用料金は無料。ケータイ探せて安心サービスについては検索1回ごとに315円の料金がかかる。

PCから携帯を探す──「ケータイ探せて安心サービス」

 ケータイ探せて安心サービスは、なくした携帯をPCから捜索可能にするサービス。あらかじめ利用している端末に「ケータイ探せて安心アプリ」をダウンロードし、設定しておくと、紛失時にPCからMy KDDIサイトにアクセスしてありかを探せるようになる。PCからの検索中は、マナーモードに設定していた場合でも端末からお知らせ音が鳴動するため、部屋の中などで紛失した場合でも見つけやすいという。

Photo ケータイ探せて安心サービスの利用イメージ

 サービス開始当初の対応機種は「DRAPE」「neon」「W5xシリーズ」「W4xシリーズ」「W33/W32シリーズ(W32Kを除く)」「W31T」「A5523T」。KDDIは従来機種/今後の新端末ともに対応機種を順次拡大する予定としている。

 ケータイ探せて安心アプリのダウンロードは「EZトップメニュー」→「EZサービスで探す」→「EZナビ」→「ケータイ探せて安心サービス」から。

 なおKDDIは2007年7月31日までをお試し期間とし、期間中は1暦月に10回まで検索料無料で探せるようにする。

携帯をなくしたら、電話をかけて端末ロック──「安心ロックサービス」

 安心ロックサービスは、携帯紛失時にMyKDDIかauお客様センターに電話することで遠隔ロックをかけられるようにするサービス。事前に設定を行っていない場合でもロックをかけられるため、突然の紛失時にも端末内情報の漏洩を回避できる。あらかじめ端末側の設定を行えば、ロックがかかると同時にアドレス帳データを削除することも可能だ。

Photo 安心ロックサービス

 対応端末は「W51S」「W51SA」の2モデル。KDDIは今後の新機種で対応機種を順次拡大する予定としている。

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