ウィルコムは3月2日から、「I=PHS」をキーメッセージに採用した新しいプロモーションを展開する。
「I=PHS」は、高音質、低電磁波、定額通話、定額通信といったPHSならではの特徴をアピールするためのメッセージだ。“I”は私を意味し、「私はPHS」といったイメージを込めているという。
ウィルコムは現在全国に16万局以上のマイクロセル基地局ネットワークを持ち、PHSならではのメリットを生かした「定額」かつ「低額」のサービスを提供しているが、今回I=PHSというメッセージを用いたキャンペーンを展開することで、ウィルコムが提供するPHSの優れた特性を、さらに多くの人にアピールしたい考えだ。
同社は以前から「制限のないコミュニケーション」の提供を目指しており(1月23日の記事参照)、距離、場所、時間、コストなどを気にすることなく、ユーザーがいつでもどこでも通話や通信が出来る環境を整えてきた。今後もあらゆる制限の排除を目指し、PHSだけが実現できる製品やサービスをさらに追求するため、PHSを進化・発展させていくという。
このメッセージは、店頭やカタログ、テレビCMなどと連動して積極的に展開していく計画だ。I=PHSのメッセージを用いたテレビCMの第1弾は、3月2日から全国で放映される。また4月からはモデルのSHIHOさん、5月からは筧利夫さんをCMキャラクターに起用する予定だ。
PHS事業を手がけていたYOZANや東北インテリジェント通信はすでに停波しており、NTTドコモも2007年度第3四半期をめどにサービスを終了する予定で、ウィルコムは事実上唯一のPHS事業者となっている。
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