CodeRedの攻撃でルータも悲鳴Code Redの攻撃によって影響を受けるのはIISだけではない。東京めたりっく通信が採用しているADSLモデムをはじめ,ヤマハや古河電工のモデム・ルータで被害が報告されている。
Code Redの攻撃が止まらない。このウイルスはネットワークに蔓延し,一部でマヒ 状態を起こしている。いったん感染したマイクロソフト「Internet Information Service」(IIS)Webサーバからは,すさま じい勢いでリクエストが発行され,近隣のIPアドレスを攻撃する仕掛け。その結果, ネットワーク切断を決意した会社も多数ある。 影響が及ぶのはほかのIISだけではない。ある種のルータもひとたまりもない。Code Redからの攻撃,すなわち不正に長いCode Redのリクエストは,ルータやモデムの内部スタックを溢れさせる。その結果,バッファオーバーランを引き起こし,ルータは再起動を繰り返す。これが頻繁だと通信状態が不安定,もしくは不能状態に陥いる。 報告例としては,東京めたりっく通信が採用しているADSLモデム,ヤマハ「RTシリーズ」(RT80i,およびRTA50iの初期リビジョン),古河電工の「MUCHOシリーズ」(MUCHO-E,同EX,同EV,同EV/PK,FITELnet-E20,同E30,同VP100)などが確認されている。根本的な解決策は,これらモデム・ルータのファームウェアを更新することだ。 関連リンク 関連記事 [船橋法典,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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