ピクセラ,Linux搭載の無線ルータを発表ピクセラは,壁掛けもできるスタイリッシュな無線ルータを9月に発売する。独自に移植した組み込みLinuxにより,容易にアップデートできるのがメリットだ。
ピクセラは,独自に移植した組み込みLinuxを搭載するルータ機能付き無線LANアクセスポイント「PIX-WAW/AP1」(通称:WAW:ワウ)を9月1日に発売する。Linuxの採用による拡張の容易さ,インテリア性の高いスタイリッシュな外観,PCカードスロットの搭載といった特徴がある。価格はオープンプライスだが,店頭では4万円台半ばで販売される見込みだ。
PIX-WAW/AP1は,豊富なインタフェースとLinux制御により,さまざまな通信手段に対応できるのがメリットだ。フォトスタンドを思わせる薄型のきょう体には,イーサネットポート,シリアルポート,そして2つのPCカードスロットを備えており,同梱の無線LANカードをPCカードスロットに挿入することでIEEE 802.11b準拠の無線ネットワークを構築できる。カード型PHSに切り替えて利用することも可能だ。 また,ファームウェアのアップデートにより,Bluetoothなどの新しい無線技術をサポート(別途Bluetoothカードが必要)。メモリカードを使えば,PIX-WAW/AP1をWebサーバとして利用することもできるという。これらのアップデートは,今秋開始される予定だ。 「めまぐるしくインターネット接続環境が変化する中で,さまざまな接続形態にいち早く対応することが求められている。PIX-WAW/AP1は,多様化するコンシューマーのニーズに応えることができる」(同社)。 セキュリティ面では,64/128ビットWEPをはじめ,MACアドレスフィルタリングなど一通りの機能を網羅。ポートフォワーディング機能により,ネットワークゲームにも対応する。なお,設定はブラウザで行うため,Macintoshのみの環境でも導入が容易だ(ただし,同梱される無線LANカードをMacで使うことはできない)。 関連記事 関連リンク [芹澤隆徳,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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