メルコ，実効スループット9.2Mbpsを実現したブロードバンドルータを発表

メルコが「BLR-TX4」の後継機を発表。CPUの高速化と，オプションの無線LANカードを搭載することで無線ルータにアップグレードできる点が特徴だ。

【国内記事】

2001年8月23日更新

　メルコは8月23日，有線ローカルルータの新製品「BLR2-TX4」を9月下旬より出荷すると発表した。外観は従来モデルの「BLR-TX4」と同じだが，CPUの高速化でスループットを大幅に引き上げたほか，オプションの無線LANカードを搭載することも可能になった。価格は1万7800円。

写真では分からないが，ACアダプタも小型になった

　BLR2-TX4は，CPUの動作クロックを従来の80MHzから133MHzへと向上させ，実効スループットを9.2Mbpsまで引き上げた。これにより，「ADSL各社が相次いで発表した下り最大8Mbpsの高速メニューにも余裕で対応することができる」（メルコ）という。

　また，本体のPCカードスロットに別売の無線LANカード「WLI-PCM-L11G」を装着することにより，無線ルータへアップグレードが可能になっている。有線部は4ポートのスイッチングハブを搭載し，ストレート／クロスケーブルを自動判別する「AUTO-MDIX」機能も採用。ケーブル配線ミスをふせぐ。

　そのほかの主な仕様は以下の通り。

製品名	BLR2-TX4
特徴	無線LANカード搭載可能
WAN側ポート	10Mbps
LAN側ポート	10/100Mbps×4ポート
WAN側IPアドレス	固定／DHCP／PPPoE
フィルタリング機能	IPアドレス／ポート番号
ポート転送機能	サーバ公開／DMZ
電源	ACアダプタ
本体サイズ	205（幅）×170（高さ）×76（奥行き）ミリ
重量	490グラム（ACアダプタを除く）
標準価格	1万7800円

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メルコのニュースリリース

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