Badtrans.B,実害率は減少 IPAの1月調べ
情報処理振興事業協会(IPA)のセキュリティセンターは2月7日,1月のコンピュータウイルス届出状況をまとめた。 届出件数は2283件と過去最悪だった2001年12月と比べ減ったものの,2001年の月平均(2021件)を上回っている。依然として「Badtrans.B」が1381件と6割を占めているが,実害率は14.3%と前月から5.8ポイント減った。同センターは「セキュリティホールの解消など,対策が浸透してきている」と見ている。1月の全体の実害率も13.6%(前月は19%)で,届出が2000件を超えた月のうちでは最低だった。
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