シマンテック,Klez.eの危険度レベルを3に引き上げシマンテックは3月7日,「W32.Klez.E@mm」(Klez.e)の被害報告が増えていることから,危険度を2から3へと引き上げて注意を呼びかけている。
シマンテックは3月7日,「W32.Klez.E@mm」(Klez.e)の被害報告が増えていることから,危険度(5段階)を2から3へと引き上げた。 Klez.eは,昨年10月に発見されたワーム「Klez.A」の変種。電子メールを介して拡散し,パッチをあてていないInternet Explorer(IE)を使っているWindowsシステムに自動的に感染する。 Klez.eに感染したPCは,毎月6日に発病し,WordやExcelの文書,JPEG,MP3などのファイルが意味のないコードで上書きされてしまう。また,Windowsのアドレス帳をはじめ,tml/txtファイルの中にある電子メールアドレスに自分自身を大量に送信する。ウイルス対策ソフトを無効化する機能を持っている点が厄介だ。 シマンテックによると,「2月後半から現在にかけて急速に被害報告が増えている」という。7日現在でシマンテックに寄せられている被害報告は,全世界で4796件,そのうち日本国内は140件に上った。
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