ブロードバンドユーザーの訪問比率が高いサイトはどこ？

ネットレイティングスはブロードバンド・ユーザーの利用動向レポートを発表した。それによると，同じ業界のサイトでもブロードバンド／ナローバンドユーザーの訪問回数比率で差が見られるという。

【国内記事】

2002年3月8日更新

　ネットレイティングスは3月8日，ブロードバンドユーザーの利用動向レポート「Internet Media Stratagies」（IMS）の一月度月間集計データを公表した。それによると同じ業界の企業サイト間で，ブロードバンドユーザー（BB），ナローバンドユーザー（NB）の訪問回数比率に差が見られるという。

主要テレビ局サイトの利用状況比較

サイトドメイン名	訪問回数の比率（BB NB）	＊ユニーク・オーディエンス（人）
nhk.or.jp	33％　67％	177万8000
tbs.co.jp	38％　62％	151万3000
ntv.co.jp	35％　65％	148万0000
fujitv.co.jp	47％　53％	145万8000
tv-asahi.co.jp	38％　62％	108万2000
tv-tokyo.co.jp	40％　60％	90万9000

主要新聞社サイトの利用状況比率

サイトドメイン名	訪問回数の比率（BB NB）	ユニーク・オーディエンス（人）
yomiuri.co.jp	42％　58％	180万8000
nikkansports.com	37％　63％	157万0000
asahi.com	37％　63％	147万2000
mainichi.co.jp	45％　55％	131万9000
nikkei.co.jp	41％　59％	121万8000
sponichi.co.jp	40％　60％	105万4000
sankei.co.jp	51％　49％	60万4000

主要メーカーサイトの利用状況比率

サイトドメイン名	訪問回数の比率（BB NB）	ユニーク・オーディエンス（人）
sony.co.jp	39％　61％	119万9000
toyota.co.jp	47％　53％	69万9000
toshiba.co.jp	45％　55％	67万7000
panasonic.co.jp	40％　60％	67万7000
nissan.co.jp	35％　65％	54万7000
honda.co.jp	30％　70％	42万6000

＊ユニークオーディエンス数とは，同一人物の重複訪問を除いたサイトの推計利用人数

　表ではユニーク・オーディエンスの多いサイト順に並んでいる。しかし，ブロードバンド・ユーザーによる訪問回数比率が高いサイトは，必ずしもこの順番通りではないことが分かる。

　ネットレイティングスでは，フジテレビを例に挙げ，「豊富なインターネット独自番組を配信する『お台場ちゃんねる』の人気などが貢献している」と分析。各サイトのブロードバンド対応状況の違いが数字に表れたとしている。

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