「ヤマダブロードバンド」設立――家電量販店と連携するソフトバンクソフトバンクグループが,家電量販店との結びつきを深めている。3月1日にベスト電器と,18日にはヤマダ電機と合弁会社を設立することを発表した。
ヤマダ電機は3月18日,子会社であるマルチメディアワーク,およびソフトバンク・コマース,ビー・ビ―・テクノロジーと共同出資して,「Yahoo! BB」およびIP電話サービス「BB Phone」の販売を目的とする新会社「ヤマダブロードバンド」を設立すると発表した。 新会社は,全国に展開するヤマダ電機157店舗(3月18日現在)内に,Yahoo! BBのインフラを整えた「Yahoo! BBショップ」というコーナーを設置する。専門スタッフを常駐させ,動画コンテンツなどを展示して,Yahoo! BBとBB Phoneの加入受け付けを行う。併せて,ルータ,無線機器などブロードバンド関連の機器・商品を販売し,ヤマダ電機の売上を促進する。 ユーザーは,リアルな店舗で申し込むことで,回線名義人の確認やモデムなどの受け取りを,その場で行えるというメリットがある。販売後のサポートや保守は,マルチメディアワークが担当する予定。4月1日にYahoo! BB事業エリアの40店舗で受け付け・販売を開始するほか,順次全国の店舗で販売を行うという。 ソフトバンクグループは3月1日にもベスト電器と合弁で新会社を設立している(記事参照)。「今後,ほかの家電量販店とも同様の契約を結んでいく可能性が高い」(ソフトバンク・イーシーホールディングス)。
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