松下，eHIIハウスを閉館

【国内記事】

2002年3月29日更新

　松下電器産業は，東京都品川区の同社マルチメディアセンター内に設けた「AV＆CCシステムズスクエア」および「eHIIハウス」を3月末で閉館する。

　eHIIハウスは，ITを活用した新たな暮らし（eくらし）を提案するHII（Home Infomation Infrastructure）を導入したモデルルーム。最大100Mbpsのインターネット接続回線を引き込み，同社の最新機器やコンセプト商品が並べられていた。1999年1月に「HIIハウス」の名称でオープンして以来，のべ4万2000人が来場している。

　AV＆CCシステムズスクエアは，システム事業分野のショウルーム。19992年に開設され，約27万人が来場した。

　松下では，「eHIIハウスが果たしてきたITを活用した新たな生活の提案，ネット家電機器やサービスの創出といった機能は，9月に東京都江東区有明にオープンする予定のPanasonic Centerに引き継がれる」としている。なお，大阪府守口市の同社技術館内に設けたeHIIハウスに関しては，引き続き運営していくという。

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松下電器（技術館ホームページ）

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