NTTコム,最大12MbpsのFWAを実験へNTTコミュニケーションズは,米SOMA Networksと提携し,固定無線アクセスのフィールド実験を開始する。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が米国の通信ベンチャーと組んでFWAのフィールド実験を行う。1ユーザーあたり最大12MbpsのインターネットアクセスとIP電話サービスを提供する計画だ。 NTT Comが提携したのは,サンフランシスコに本拠を置くSOMA Networks。2.6GHz帯を使用する同社の無線システムは,1台の基地局で3000〜4000台の端末を収容できるうえ,半径数キロにわたるエリアをカバーするという。QoSの実装も可能だ。 ただし,2.6GHz帯は衛星デジタル音声放送などに利用されており,国内での利用には干渉などの危険性も残る。このため,NTT Comはまず,総務省に対して実験に限定した電波の使用許可申請を行った。 「許可が下りれば,今夏にもフィールド実験を開始する予定だ」(同社広報)。ただし,実験の内容や商用化の時期に関してはコメントを控えている。
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