モバイルブロードバンド協会,MIS方式を標準化へモバイルブロードバンド協会がMIS方式の公衆無線インターネット接続に必要な技術仕様を公開した。約半年間の検討を経た後,MBAの理事会で議決される見込み。
モバイルブロードバンド協会(MBA)は4月8日,“街角無線インターネット”の技術を標準化するためのドラフト(草案)をWebサイトで公開した。 MBAは,無線LANを使った公衆インターネット接続サービスの普及を目指し,モバイルインターネットサービス(MIS)などが中心となって設立した業界団体。現在は,通信キャリアや機器メーカーなど,56の企業/団体が加盟している。 MBA標準草案は,MISの提案を受けてMBAのプロトコル分科会がまとめたもの。「MISプロトコル仕様」および「MISモバイルIP仕様」の2つがあり,MIS方式の公衆無線LANサービスに必要な,ユーザー認証,基地局間のハンドオーバー,セキュリティといった技術仕様を規定している。約半年間の検討を経た後,MBAの理事会で議決される見込みだ。 “MBA標準”として規格化された仕様は,加盟各社が「金銭のやりとりなしで」(MBA事務局)サービスや製品開発などに利用することができる。「MIS方式に対応した端末やソフトウェア,コンテンツサービスなどが登場することを期待している」(MIS)。
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