ADSL,237万回線に――「首位戦線」に異常アリ?ADSLの普及は,順調に進んでいる。3月の実績では,30万回線増。昨年12月の32万回線増に次ぐ,高い伸びとなった。
総務省は4月9日,DSLの普及状況をホームページ上で公開した。それによると,3月末時点での累積加入者数は237万8795。月間での伸び幅は約30万回線となり,昨年12月に記録した月間32万回線増に次ぐ結果となった。
NTT西日本の地域シェアは45.6ポイントとなり,先月の44.1ポイントから1.5ポイント回復した。NTT東日本も,2月末の45万回線から着実に6万回線増を達成しており,NTT強しの印象を受ける。 一方,NTT東日本と加入者数の首位争いを演じていたYahoo! BBは,2月末で45万5000回線だったが,「3月18日時点で46万数千回線」(ヤフー広報)とやや伸び悩んでいるようだ。3月末での数値はまだ発表されていないものの,月末時点では首位をNTT東日本に明け渡した可能性が高い。 4月になると,入学や就職,転勤などで引越したユーザーがキャリアを変更する機会も増える。これを受けて業界勢力図がどう変化してくるかも見逃せないところだ。
関連記事 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |