5GHz無線データ通信の屋外利用開放へ

情報通信審議会は5月7日,5GHz帯を利用した無線データ通信の屋外利用を認める技術的条件について総務省に答申した。

【国内記事】 2002年5月7日更新

 情報通信審議会は5月7日,5GHz帯を利用した無線データ通信の屋外利用を認める技術的条件について総務省に答申した。これを受け総務省は関係省令を整備,5GHz帯無線データ通信の利用を解禁する。

 対象は4900M〜5000MHz,5030M〜5091MHz。1チャネル当たり20MHzとしてそれぞれ4チャネル,3チャネルを想定しているが,1チャネル当たり10M/5MHzの狭帯域チャネルも導入可能としている。技術的条件は,出力が250ミリワット以下,アンテナの絶対利得が10デシベル以下,伝送速度が20Mbps以上──など。

 5GHz帯は地球探査衛星や気象レーダーとの周波数共用が困難として屋外データ通信での使用が認められていなかった。だが5GHz帯へのニーズは高く,総務省は2001年10月,情報通信審議会に既存システムと共用できる技術的条件について諮問していた。

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