グローバルアクセス、中小ISPと地域IP網を仲介接続するサービス

【国内記事】 2002年5月9日更新

 グローバルアクセスは5月9日、中小のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)を対象に、ISPのアクセスセンターとNTTの地域IP網の間を自社ネットワークで仲介して接続するサービスを開始した。地域IP網に直接接続するより、低コスト・短期間ですむという。

 グローバルアクセスは、NTTの地域IP網に相互接続された、ダークファイバーを活用した自社IP網を持つ。同社のネットワークにISPがギガビットイーサネットなどで接続すれば、地域IP網と相互接続されたことになる仕組み。サービス価格は、東京23区内で二重化されていないギガビットイーサ回線利用時で月額80万円から。

 「中小のISPが地域IP網に直接接続しようとすると、NTT局舎まで専用線を用意しなければならず、コストが高くなる。また、他県で新たにサービスを展開する場合も、地域IP網では県間での通信はできないが、グローバルアクセスの中継ネットワークを介していれば、県をまたいでサービスを提供できる」(グローバルネットワーク)。

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[ITmedia]

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