ニュース 2002年5月10日 09:18 PM 更新

矢野経済研究所、インターネット電話とIP電話市場の調査レポートを公表。個人ユーザは2005年末に651万回線に達する、と

矢野経済研究所は、国内におけるインターネット電話およびIP電話の市場調査を実施した。インターネット電話/IP電話を使用する個人ユーザは、2001年末の158万加入から、2005年末までに651万回線に増加するとしている。

 矢野経済研究所は、日本国内におけるインターネット電話およびIP電話の市場調査を実施した。それによると、インターネット電話/IP電話を使用する個人ユーザは、2001年末の158万加入から、2005年末までに651万回線に増加するとしている。4年で4倍程度と低めの見積もりだが、これは、固定電話の利用時間が減少していることや、契約・設定の煩雑さなどがその理由。

 インターネット電話サービスを行う事業者は、有料・無料いずれのサービスについても苦戦が続いており、事業者の淘汰が進んでいる。また、IP電話についても、今後提供するISPが増えてくれば「あたりまえのサービス」になるという。

 今後については、固定電話キャリアとIP/インターネット電話事業者の競争だけでなく、移動通信キャリアや無線LANスポットを使用したモバイルIP電話サービスを含めて、競争が激化する可能性があるとしている。

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▼ 矢野経済研究所

[記事提供:RBBTODAY ]



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