ニュース 2002年9月10日 11:16 PM 更新

富士写、1Gbps超の家庭向けPOFを開発

富士写真フイルムは、1Gbps超の高速データ転送が可能なプラスチック光ファイバーを開発した

 富士写真フイルムは9月10日、1Gbps以上の高速通信が可能な家庭向けプラスチック光ファイバー(POF)を開発したと発表した。ファイバー内部の屈折率が曲線的に変化する「GI」(Graded Index)型では初めて。通信量の増大が予想される家庭内ネットワークへの応用を目指す。


GI型とSI型の違い

 新開発したPOFは、GI型POFの研究で知られる慶應義塾大の小池康博教授と共同開発した。内部の屈折率が階段状の「SI」(Step Index)型と比べ、GI型は屈折率が曲線的に変化する構造を持ち、中心になるほど屈折率が高くなる。このためGI型は伝送ロスが少なく、高速通信が可能になるという。


SI型は外側の光と中心の光では到着時に時間差が生じ、信号に幅ができてしまう。GI型は中心部の光は遅く、外側の光は相対的に速く進行させ、到着が同時になるように設計されており、高速化が可能だ

 また石英製に比べ柔軟性が高く、大口径化(500μメートル)も実現。特殊な工具が不要で簡単に接続できる上、コネクタなども比較的低い精度で済む。赤色可視光(650ナノメートル)を使用することで、作業時の危険も回避できるとしている。

 同社では、FTTHや衛星通信で家庭に流入する大容量データを家庭内に伝送するホームネットワーク用途への応用を考えている。また自動車内やデジタル家電の配線からファクトリーオートメーション(FA)向けなど、新技術を大きなビジネスに育てたい考え。

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