ニュース 2002年9月12日 10:36 PM 更新

ケーブル・アンド・ワイヤレス IDCがCDN事業に本腰

ケーブル・アンド・ワイヤレス IDCは、統合された旧デジタルアイランドのコンテンツ配信サービス「Footprint」事業に注力する。「ウェブサービス部門」を社内に設立し、大企業向けの営業活動を強化した

 ケーブル・アンド・ワイヤレス IDCは、9月よりホスティングとプロフェッショナルサービス&コンサルティングを推進する「ウェブサービス部門」を社内に設立し、CDN事業に本腰を入れることを明らかにした。

 同社のCDN事業は、2001年5月に統合した旧デジタルアイランドのコンテンツ配信サービス「Footprint」。ISPなどインターネットのエッジ(ネットワークの端)にキャッシュサーバを置き、エンドユーザーに近い場所から配信を行うことで、Webサイトの負荷分散とパフォーマンスアップを図るというものだ。機能としてはアカマイに近い。

 ウェブサービス部門の三浦剛志企画部長によると、同社は、世界35カ国以上、2600台を超えるキャッシュサーバを設置済みだという。米Microsoftの「Windows Update」を一手に引き受けるなど、既に大手顧客を複数抱えている。「企業のビジネスフォーカスとリソースの最適配分をサポートする」(同社)。

 また、Footprintの特色として、「BDS」(Best Distributor Selection)と呼ばれる技術がある。BDSは、常に各配信サーバの稼動状況を監視しておき、リクエストを出したクライアントのIPアドレスからインターネット上の位置を確認すると、最も早く対応できるサーバと経路を自動的に割り出す。

 「リクエストを受けた時点でサーバのCPU負荷状況などを確認し、総合的に(配信サーバを)判断する。単にネットワーク上の距離が近いだけ、あるいはサーバの負荷状況だけで判断する他社のCDNよりもパフォーマンスは上だ」(同社)。今後は、顧客企業の用途に合わせてBDSの設定を最適化するといったサービスも付加していくという。

 Footprintのサービスメニューは、画像中心のスタティック(静的な)コンテンツ配信、オンデマンドのストリーミング配信、そしてライブストリーミング配信だ。ライブストリーミングでは、定期的な配信に加え、イベントなどに有用な単発の配信にも対応する。

 料金は内容によってさまざまだが、初期費用は13万4000円固定、利用料金は配信したコンテンツ容量による従量制となる。「もっとも高いケースで(配信)1Gバイトあたり2000円程度」という。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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