Klezじりじりと収束――シマンテックの2002年9月ウイルスレポート シマンテックは、2002年9月のウイルス感染被害ランキングを公表した。それによると、9月に国内で最も被害件数が多かったのはW32.Klez(クレズ)の1190件。他のウイルスより多いながらも、一貫して減少している。9月については、国内外とも新発見のウイルスが流行することもなく、上位の中での小動きといったところ。
セキュリティホールを使用して自動的に発病し、しかもメールアドレス詐称により感染者がわからないようにしているKlezがトップを続けているのはある程度やむを得ないところだが、添付ファイルをクリックしないと発病しないVBS.LoveLetter.Aが、先月に引き続いて今月も2位というのは、さすがに危機感が薄れ過ぎているのではないかと不安になる部分だ。
また、CIHの感染が先月に引き続いて増加中だ。Klezが添付ファイルとして持ち込むファイルにCIHが感染している、ということのようだが、CIHは発病するとPCが壊滅的な被害を受けるため、アンチウイルスソフトやメールウイルスチェックサービスなどでガードすることをおすすめする。
■月間ウイルス被害ランキング(2002年9月:国内)
■月間ウイルス被害ランキング(2002年9月:WorldWide)
関連リンク シマンテック [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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