COMDEX速報、HP CEO基調講演&HP Media Center PC米ラスベガス(ネバダ州)にて開催中のCOMDEX/Fall 2002にて、HP(Hewlett-Packard)のCEO、カーリー・フィオリーナ氏が3年ぶりに基調講演の壇上に立った
米ラスベガス(ネバダ州)にて開催中のCOMDEX/Fall 2002にて、HP(Hewlett-Packard)のCEO、カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏が3年ぶりに基調講演の壇上に立った。
基調講演に時期を合わせて18日からHPの新ブランドプロモーション戦略を開始、会場内や各メディアには「+(プラス)hp」というロゴマークがあふれた。これはHPを加えることで「すべての問題を解決する」という自信を意味している。それを受けて講演は「Everything is Possible」がキーワードとなり、一般コンシューマ向け製品にはほとんど触れず、むしろ企業向けのB2Bソリューションを紹介していくものとなった。
例えばBMW(エンジンデザイン)、NASA、ドリームワークスといった分野のまったく異なる企業とのテクノロジー提携のほか、ソーラーパワーを活用して小型プリンタやPDAを動作する変わりダネを紹介し、まさに「すべての問題」に取り組むHPの姿を印象づけた。
講演の最後には、2種の新iPAQ「Pocket PC h1910」「Pocket PC h5450」と、タブレットPC「Compaq Tablet PC TC1000」を紹介した。
一方、会場内のマイクロソフトパートナーブースでもHPは精力的に製品を展示しており、17日のビル・ゲイツ氏基調講演で紹介された「HP Media Center PC」は注目を浴びていた。「HP Media Center PC」は、「Windows XP Media Center Edition」を搭載したメディアPCで、簡単なリモコン操作でテレビ録画やCD、DVD再生のほか、MP3、映像、画像のスライドショーなどが楽しめる。
NVIDIAの「64MB GeForce4 MX420」グラフィックカードやCreative Labの「SoundBlaster Audigy」5.1マルチチャンネルサウンドカードを備え、アウトプットのクオリティにも余念がない。さらに映像編集ソフトも付属して、まさにオールインワンのメディアPCといえる。
「Windows XP Media Center Edition」対応のメディアPCは、Gatewayなど3社が名乗りをあげているが、それらに先駆けてすでに発売を開始している。価格帯は349ドルから1999ドルとなっている。 特集:COMDEX/Fall 2002 [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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